JOURNAL

歴史と服と髪の話。

こんにちは山田です!

 

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今回は50年代に触れてみたいと思います!

 

50年代といえばもっともアメリカが栄えた時代とも言われています。

その当時流行していたファッションがテッズと言われているものです。

 

テッズとはテディボーイズの略です

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第二次大戦後、人々が裕福になり始めた1950年代に、サヴィル・ローの仕立て屋が、エドワーディアンの時代の衣装を蘇らせる試みを始めました。

後にこれが、「テディ・ボーイ」の文化形成に繋がります。

「テディ」とは、エドワード7世の愛称で、テディ・ボーイはテディ・スタイルを真似た服装をユニフォームとしました。

テディはまたダンディズムのお手本であり、若者が王族のダンディズムを真似て自分らしくアレンジしました。

 

彼らの定番スタイルは、ロングジャケット、細身のズボン、襟にヴェルヴェットを施したチョッキなどです。

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髪型は、グリースで後ろになでつけたスタイル、靴はオックスフォードシューズや厚底の靴などが定番でした。

この文化は、労働者階級の不良グループが始めたものですが、彼らは、サヴィル・ローで自分の背広を仕立ててもらい、ファッションにお金をかけていたようです。

 

また、「テディ・ガール」も存在します。

テディ・ボーイから派生した、若い女性の新しいスタイルと言えるでしょう。

彼女たちもヴェルヴェットの襟を持つジャケットを着こなし、ボトムはロールアップデニムやペンシル・スカート、そしてフラットシューズを愛用していました。

テディスタイルは60年代になると急激に衰退していきますが、その後も何度かそのブームが再来し、ファッション界に大きく影響を残した文化の一つになっています。

 

テッズの人たちが好んで履いたのが

GEORGE COXというものです。

 

ラバーソールを履いてロックンロールでツイストをみんなで踊ったりとするのが彼らの娯楽とも言えます。

 

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そしてその後もモードの世界で、70年代後半の『SEX PISTOLS(セックスピストルズ)』におけるパンクムーブメント

80年代の『Stray Cats(ストレイキャッツ)』におけるロカビリーリヴァイバル(ネオロカビリー)等々、幾度となくラバーソールはサブカルチャーの必需品として愛され続けています。

 

こうして何度も巡って現代のファッションが形成されているのだと実感します。

 

僕もこの時代がとても好きで、真似てみたりもしました。。。

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いつか僕もテディボーイと呼ばれることを願っています。