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Owner's column

第18回 ライバルは自分だ


Elme代表の武田です。


こちらのコンテンツは「owner's column」としてElmeの日々のこと、お客様との日々のこと、髪のことやあんなことやこんなことを武田目線で書いていきたいと思います。

武田が担当させていただいてるお客様も、そうでないお客様も、Elmeのすべてのお客様にもっともっと美容を、そしてElmeのことを好きになっていただけたらとても嬉しく思います。



3月から新しいスタッフが1名入社しました。

彼、山田くん、

  

とてもいいやつです笑 


入社したらまず最初は言葉づかい、立ち振る舞い、電話対応など基本からすべて教えていくのですが、

そんな中、

先日、「教育」についてお客さまと話が盛り上がりまして。

ずっとご来店いただいている同世代のお客さまでしたが、
 
この年齢(アラフォー)になると立場が変わり、組織の中でも重要なポジションとしてお仕事されてる方も多く、そのお客さまも若い世代への教育の難しさを感じていらっしゃるみたいでした。
 
その方は、精神論的な部分での教育が難しいとおっしゃっていました。

目に見える技術的な部分ではなく、精神論的な部分。

ええ...はいはい...わかる...わかりますよ...そうなんすよ...技術的な部分の教育なんて実は簡単なんすよ...

普通ここは礼儀としてこういうふうに言いません!?こう行動しませんか普通!?でもそれ注意したらすぐ辞めちゃったり!?

なんて、アラフォーふたりでちょっと盛り上がってしまいましたが。


でも結局、

たぶんこれは、後輩たちを教育する先輩という立場は、どの時代も悩み苦しむものなんじゃないか?
 
そのお客さまも、自分も、昔は結構めんどくさい後輩だったんじゃね?
 
ということで着地しました 笑

立場がただ後輩から先輩になっただけで、同じように自分たちも先輩方を悩ませてきたのでしょう。


自分のアシスタント時代は思い出すのも恥ずかしいくらい、寝坊や遅刻もよくしたし、同期とつかみ合いのケンカもしたし、負けん気だけは強く、先輩にありえない口をきいていたし、直接お客さまからクレームをいただいたこともありました。

いろんな経験を経て、すこし大人になったかな...

その当時は扱いづらい後輩だったろうなという自覚もありますし、毎日のように先輩たちから叱られ、そのうえ休みもお金もなく身も心もボロボロでした。
 
同世代の人たちは大半が店を辞め、美容業界自体から去る人たちも多かったなか、

でも自分はそんな環境でも、何を言われても、なぜかまったく辞めようと思いませんでした。
 
それは、自分が選んだ道なのに、自分の能力や踏ん張りが足りないだけなのに、環境のせいにしてる自分を、
 
なぜか第三者目線で冷静にみていました。
 
環境のせいか?自分のせいか?

いやいや、それ、完全にお前のせいだろうと。
 
自分のせいだとわかってるうえで、うまく振る舞えなかったり、そんな狭間でもがいてる時期はとても辛かったですが、大人な自分が少しだけすでに存在していましたので、なんとか持ちこたえることができました。

第三者目線でみれる冷静な大人な部分を持ち合わせているかいないかで大きな差があるように思います。


そして自分はそれとは別に、

両親にこの仕事で成功したところを見せたかったというのがありまして、

親は感じてなかったでしょうけど、父親は公務員だったので、美容師という仕事を選んだ自分がそんな父親を越えてみせるという、こちら本位の勝手な目標?妄想?

劣等感なのかな?
 
親に認められて、且つその職業で恩返ししたいという、思い返せばそれが自分の原動力でした。

人それぞれ抱えているものが違うのでなにを大切に、なにを原動力にしてるのかはそれぞれ違うとは思いますが、
 
まずそもそも、そのなにかしらの原動力をもってないのが多くないか最近?
 
なんとなく流れで生きてるのが多くないか最近?

とは思っています。

自分はもともとドライな部分もあり、生き方は人それぞれだからとやかく言うつもりはない。というタイプですが、

Elmeにせっかく関わってもらったスタッフには親父の小言みたいに、こうしたほうがいい!こうしないとダメよ!って言わせてもらっています。

ゆとり世代という言葉でひとくくりにされがちな若者たちですが、それはあまりにかわいそうだと思いますし、確かに統計としてそういう人が多くなったっていうことは事実としてあるのかもしれないけど(そんなことないと思ってるけど)

とんでもないエネルギーでなにかに駆り立てられるように生きてるゆとり世代もいますよ。

逆になんの原動力ももたずになんとなく仕事してる人、われわれの世代にも上の世代にもいましたよ。

ゆとりだろうがなんだろうがやる奴はやるし、やらない奴はやらない。

そこに時代はまったく関係ない、

と思います。

仕事で身も心もボロボロになった理由が、愛情もなく理不尽に怒る先輩たちばっかりで、そのうえで休みももらえないとか誰がみてもひどい職場環境だったなら、そんな外部的要因だけが理由だったなら、
 
自分も辞めます。

環境のせいにしてやります。
 
でもそんなのほとんどないからほぼほぼ自分のせいでしょう!
 


Elmeは今年の夏で5年目に入ります。ということは自分も経営者になって5年目に入りますが、教育というものの、大切さと大変さを日々感じているわけですが、
 
Elmeは定期的にスタッフ同士でコミュニケーションをとるため、月に数回は食事に行く日を設けました。

  

普段言えないことも食事しながら、少しお酒も飲みながらだと言いにくいことも言いやすかったり、距離感をいい意味で縮められると思います。
その人の本心がみえたりしますしね、お互いに。

Elmeスタッフに関しては何かしらの原動力を持って、この美容という仕事をそれぞれが追求しているようなので言うことはあまりないのですが、

忘れないで欲しいのは、美容業だけが特別じゃなく、どんな仕事でもそれぞれの楽しさ、辛さが必ずあって、いちいち隣の芝生は青い感を出していないで、というか、隣の芝生を無理やり青く見ないようにしないと、まずは自分に負けないこと、第三者目線の大人の目を育てていってほしいと思います。
 

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